リーメンビューゲルシリーズ後編です🐿
治療やリーメンビューゲル装具については、必ず医師の指示に従ってください。装具についてもメーカーにより使用が異なる場合があります。この記事はぴよちゃんの場合として参考にしていただけると幸いです。
着替え、お風呂
娘のぴよちゃんの装具は、ビニール系の濡れても大丈夫な素材でできており、お風呂はつけたまま入るよう指導されました。
装具はそのような作りになっているのですが、お着替えなどの際は…
①胴ベルトを外す
②肩ベルトを片方のみ外して、片方のみお洋服の着脱をする
③片方のお洋服の着脱が終わった方は肩ベルトを正しい位置に付ける
④もう片方の肩ベルト、お洋服も同様に着脱し、終了後は肩ベルトを正しい位置に付ける
⑤胴ベルトをつける
上記のように、お着替えの時などの場合も必ず片方の肩ベルトは正しい位置にある状態を保つよう指導されました。
セパレートのお洋服も可能とのことで、その際は足を支えるベルトを外して衣服の着脱をしても良いとのことでした。
足を支えるベルトを外す時も必ず片方は肩ベルトと足の正しい肢位を保つように!
両方の肩ベルトを同時に外してしまうと整復に影響が出てしまうと説明を受けました。
家族としては慣れるまでは大変でしたが、2〜3日くらいでスムーズにできるようになりました。
洋服
膝、足の自由な運動を妨げるような、小さいサイズのズボンや衣服は避けて、できるだけゆったりした身幅の服にしてください。
4ヶ月のかわいいあかちゃんの時期、いろいろなお洋服を楽しみたかった…と思っていました。
でも、装具をつけていても思ったよりお洋服に馴染んでたくさんのお洋服も楽しめました。
よかったら参考にしてみてください😊
4ヶ月でよだれが出始めた時期だったのでスタイをつけていました。
スタイをつけていると胴ベルトが見えにくくなり、装具の存在感が少し減ります。
皮膚のケア
装具をつけていると柔らかい赤ちゃんの肌にかたい装具が当たってしまったり、圧迫してしまったりするので皮膚のケアにはできるだけ気をつけました。
🌸装具自体に肩ベルトや膝裏のベルト部分などの圧迫しやすい部分にフェルトでできたカバーがついていたので、お風呂の時以外はつけていました(たまに忘れることもありましたが…)。
🌸ぴよちゃんのリーメンビューゲルの時期は7月から8月だったので、暑くなり過ぎないように気をつけて、綿の肌着にするようにしました。
🌸膝下から足先にかけてはレッグウォーマーをつけて装具が直接肌にあたらないように気をつけました。
暑い時期だったのでレッグウォーマーの種類はお店で少なかったですが、可愛くて洋服に馴染みやすいものを探してつけていました。
🌸生まれた時からずっと、保湿剤も使っていました。全体的に乾燥や汗疹などはなく過ごしました。
肌が赤くなったりしても先生に伝えればきっと対応してもらえると思うので大丈夫です。ぴよちゃんも塗り薬を処方してもらってすぐに良くなりました😊
おむつ
おむつはテープタイプのものを使うように指導されました。
テープタイプのおむつは肩ベルトなど外さず交換できます。
おむつ交換の時は、足を持ち上げたり引っ張ったりしないよう、おしりから持ち上げて拭いたりするよう指導されました。腰の下の方からお尻にかけてを支えて軽く持ち上げるように支えると手も汚れにくく拭きやすかったです。
日常
日常生活の注意としては、「装具や足の動きの妨げにならないように」と指導をされました。
🌸抱っこ→股が広がるようにして、おしりを持ち上げるように。
できるだけ縦抱っこで股関節が広がる肢位を保てるように注意しました。
🌸寝返り、はいはい→あかちゃん自身の動きは問題ない。
まだ4ヶ月だったのでハイハイや寝返りはありませんでした。
お布団でゴロゴロしたり、バウンサーで過ごして遊ぶ時間が多かったです。
🌸授乳→直母の時はできるだけ縦抱っこで、ミルクの時は横抱っこでしたが股関節が広がった状態を保って抱っこしていました。バウンサーでミルクの時もありました。
チャイルドシート、ベビーカー
チャイルドシートやベビーカーの際は、そのまま使用しても足を広げた状態を保つことができていて問題なく使用できました。
今回でリーメンビューゲルシリーズは最後になります。
まだまだ治療は続いていて、現在も治療中なのでこれからもゆったり更新していきます。
読んでいただいてありがとうございました😊