»公式Twitter開設しました

    生後4ヶ月の娘が先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)の診断を受けるまで

    • URLをコピーしました!

    こんにちは。りすママです。

    今回は娘のぴよちゃんが診断された先天性股関節脱臼についてです。

    文献にもよりますが先天性股関節脱臼の発生率は1000人に1人くらい。

    私たちの経験が股関節脱臼の診断を受けているお子さんのご家族にお役に立てればと思いブログで伝えることにしました。

    目次

    先天性股関節脱臼とは

    先天性股関節脱臼とは股関節が関節包内で脱臼した状態です。

    出生後から下肢の自由な動きを妨げるようなおむつの当て方、抱き方によって股関節の脱臼はさらに進行します。

    【医学書院 発達段階からみた小児看護過程 引用】

    簡単に紹介しましたが、詳しいことは検索いただければたくさんホームページなどありますので参照してもらえればと思います。

    診断を受けるまで

    ぴよちゃんはお腹にいる時、骨盤位などなく普通分娩で産まれました。産まれてから1か月検診でも異常なし。

    生後3か月前後。全体的にぷくぷくし始めたくらいに脚のしわに左右差があることに気づきました。

    なんとなく脚の向きが違うような…
    太もものシワも左右で違う…

    近いうちにかかりつけの小児科で乳児検診(4か月検診)があり、相談すると股関節の開排制限の項目で要精密検査となりました。

    診断を受けて…

    かかりつけの小児科から紹介状を受け取り、数日後大きな病院で先天性股関節脱臼の診断を受けました。

    問診票を記入して、股関節のレントゲン撮影後、医師の診察を受ける流れです。

    問診では家族歴(家族や親戚で股関節に異常がある人はいないか)についての記入欄があります。

    ぴよちゃんの場合、りすママが股関節脱臼でリーメンビューゲルをつけていたことがあったのでリスク因子となっていました。(りすママは今は股関節にほとんど問題なく生活しています、元気です。)

    診断を受けたその日にリーメンビューゲルという装具をつけることに。

    リーメンビューゲル装具

    少し覚悟はしていましたが突然のことでびっくり。ぴよちゃんまだまだ小さいのに装具をつけての生活になることに申し訳ない気持ちでいっぱいで正直悲しかったです。気持ちの整理がつかない状態で装具をつけて帰宅となりました。

    ぴよちゃんの経過

    リーメンビューゲルをつけたのですが、整復不良で1か月弱で入院して全身麻酔下で整復固定になりました。3日間の入院です。その後半年間、ギプスカットしてぶかぶか装具を装着するなど同じ先生に経過を見てもらっていたのですが、家庭の都合で引っ越しとなり、装具がとれてキリがいいところで引っ越し先の近くの大きい病院に転院となりました。

    その病院で分かったことが再脱臼。今度は1か月近く入院して牽引治療、再度全身麻酔で整復固定を行うことになりました。

    また半年近くの装具生活…とても頑張りました。今は装具もとれて経過観察の状態です。

    これからについて

    リーメンビューゲルから入院での整復固定、牽引治療、ぶかぶか装具などフルコースで治療を頑張っているぴよちゃん。今は元気に歩いたり走り回ったりできるようになりました。今後ブログでは、治療をサポートする家族として頑張ったことをお伝えできればと思います。ゆったり更新になるかと思いますが読んでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

    読んでいただきありがとうございました🐿

    次回は…リーメンビューゲルの日常😳

    • URLをコピーしました!
    目次